リエゾン金曜ナイトドラマ【第7話、最終章の感想】自閉症ASD


エゾン金曜ナイトドラマ

相関図・キャスト

山崎育三郎が主演するドラマ

「リエゾン-こどものこころ診療所-」

(テレビ朝日系)の

第最終章が、放送されました。


郊外の児童精神科クリニックを舞台に、

発達障害を抱え、


さまざまな生きづらさを感じている子どもと

その家族に寄り添っていくドラマです。

自らも発達障害を抱える院長と

研修医の凸凹コンビが解決していきます。
(※以下、ネタバレあり)

リエゾンドラマ

「リエゾン」とはフランス語で

「つながり」「仲介」「橋渡し」という意味です。

ちょうど、我が家も発達障害の子育てをしています。


教育相談まではあちこちでしているものの、

それから子供の支援につなげるためには


各相談場所と連携をとっていかないと

いけないのです。


人と人をつなぐことは、

結構大変で時間がかかりそうです。


先日、幼稚園で娘のサポートについて

ミーティングを開きました。

幼稚園の先生方と娘の様子を共有し

サポートを考えるための

良い機会が持てたと思います。

娘が幼稚園に生き渋ったときの

第三の居場所として児童発達支援センターと

つながることが出来ました。

しかし、娘は第三の居場所には

娘の苦手なお友達がいて

居心地が悪いようです・・・。

施設を利用できるようになったのに

利用しない日が続いています。

娘が幼稚園には行くと言っているので

幼稚園に行き渋ったら

また、考えようと思います。


引き続き、発達障害児のサポートがどのように

進んでいくのか「リエゾン」をみて

勉強していきたいと思っています。

今回のお話

  • 統合失調症
  • パニック障害の今野美紀さん
  • 大きな病院と小さな病院どちらが良いのか
  • 焚き火タイム
  • 自閉症の丸山優実ちゃん
  • グリーフケアとは
  • 佐山先生のお母さんが亡くなった後、おばさんに育てられた
  • 次回

統合失調症とは

統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。早く治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときは早めに専門機関に相談してみましょう。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_into.html

ケプリ様はエジプト神話における太陽神ラーの形態の1つです。

統合失調症の患者さんはケプリ様が水を飲むようにと

おっしゃったので沢山水を飲みました。

前回は水制限を受け入れられなかったのに

今回は、水制限をすぐに受け入れられました。

それは塩分不足でケプリ様が命をくだしたのでは

ないかとの佐山先生の見解でした。

実際は、

テレビの情報番組で塩分が危ないとケプリ様が

教えてくれたのではないかということです。

佐山先生は、

私たちにとってはただの妄想だと思われることも、

患者さんにとっては

現実になりますと教えてくれました。

パニック障害の今野美紀さん

佐山総合記念病院であったパニック障害の患者さん。

子供のころから走るのが好きで、

今野さんはマラソンの成績が優秀でした。

しかし、けがをして選手生命が絶たれることになってしまいます。

それから謎の息苦しさがあって、思い当たる検査をしたけれど

原因がわからないので、佐山記念総合病院を受診してみることにしました。

佐山記念総合病院の待ち時間が長くて、発作が起きてしまいます。

そこにちょうど遠野先生が通りかかりました。

精神科と心療内科の違いを教えてくれました。

精神科と心療内科の違い

症状が体に出る場合は心療内科を受診します。

  • ストレスで胃が痛くなる
  • 緊張すると汗が止まらなくなる

症状が心に出る場合は精神科を受診します。

  • 幻聴が起きる
  • 気分が落ち込む

精神科と心療内科が両方ある病院なら

どちらの症状でも診てもらえます。

やっと診察で呼ばれた今野さんは診察の先生に

「心臓の鼓動が突然早くなって動機が止まらないのは

脳の誤作動によるものです。」

「大変でしたね、しばらく薬を飲んで様子を見てください」

と言われました。

以上で診療が終わります。

佐山記念総合病院の診療は超高速でした。

今野さんはもう少し話を

聞いてもらいたいようでした。

今度は、今野さんは会社で突然発作が起こります。

佐山記念総合病院の予約がいっぱいで

診てもらうことができず

以前教えてもらった遠野先生の連絡先に連絡します。

「無理しないで、ゆっくりきてください」と遠野先生に言われ

少しホッとします。

ちょうどグリーフケアの日だったので電話がつながりました。

そして、佐山子供クリニックを

受信することになります。

そこで、佐山先生は治療のヒントになるからと

今野さんの話をゆっくり聴いてくれました。

ずーっとヒーローだったのに、ケガをして会社のお荷物になり

「自分は価値のない人間だと烙印を押されたことが悔しくて」

夜も眠れなくなり、会社に行くことも苦痛になってしまったようです。

佐山先生は今野さんにお守りの言葉をくれました。

パニックになって耐えがたい恐怖を感じた時は思い出してください、

「パニック障害ではけっして死なない」ということです。

不安を感じることに大人も子供も関係ないのです。

大きな病院と小さな病院どちらが良いのか

佐山記念総合病院のような大きな病院で外来の患者さんの不満で多いこと2つ

  • 待ち時間が長いこと
  • 診察時間が短いこと

大きい病院では診察に常に効率が求められ、

診察時間が短いことでより多くの患者さんを診ることができます。

じっくり話を聴いてもらいたい患者さんは子供クリニックのように柔軟に診察時間を決められるクリニックが必要です。

患者さんにとっては大きな病院と小さな病院、どちらも必要なのです。

医師にも同じことが言えるので、佐山先生は遠野先生が本気で児童精神科医を目指すなら

佐山記念総合病院での研修も必要だということでした。

だから佐山先生は、遠野先生に

佐山記念総合病院での研修を勧めたのですね!

我が家は、兄は小さい病院

妹は大きい病院に行っています。

どちらも予約は取りにくいです。

焚き火タイム

良いですよね、焚き火!

最近、近所の人が焚き火に誘ってくれるので

焚き火タイムを楽しんでいます。

焚き火には安らぎをもたらす効果があると言われています。

息子が夜眠れないとき、

YouTubeの焚き火チャンネルを

プロジェクターで見ていました。

なぜ焚き火をみると癒されるのか

焚き火の効果は炎の「揺らぎ」

炎のリラックス効果の正体は「揺らぎ」にあるとされています。

炎の揺らぎは「1/fゆらぎ」と呼ばれる波動の一つで、

心臓の鼓動や打ち寄せる波の音と同じリズムを持ちます。

つまり、炎を見ていると落ち着くのは「その動くリズムが丁度よく心地良いから」です。

自閉症の丸山優実ちゃん

小学校1年生の長女優実ちゃんは、自閉症スペクトラム(ASD)

軽度の知的障害があり、

特別支援学級に通っています。

聴覚過敏があり、騒音が苦手。

優実ちゃんは、牛乳ひたひたのシリアルが好きです。

我が家の娘はやわらかいしリアル派だったけど、

サクサク派に変わりました。

我が家の子供たちも毎朝同じものを食べています。

今はポケモンパンをつぶして食べています。

聴覚過敏がありますが

優実ちゃんのように子供の泣く声がうるさくて

裸足で外に逃げてしまうことはありません。

遠野先生から優実ちゃんのお父さんへ

優実ちゃん家族は、

3か月前にお母さんを交通事故で亡くしています。

遠野先生からお父さんに質問しました。

お父さんは、妻を亡くしていて

二人の子供を一人で育てなければ行けない状況です。

「お父さんの体調はいかがですか?」

「お疲れではないですか?」

お父さんは、疲れているのかいないのかも

わからない状態だと答えました。

「夜はちゃんと眠れていますか?」と質問したら

お父さんは「見たくない夢をみてしまいます」

「どこまでが夢で、どこまでが現実なのか・・・」

妻が死んでしまったことを

受け入れられないお父さんは

「寝るのも嫌になるくらいきつい」

グリーフケアとは

家族や大切な人を亡くした人をサポートすること。

佐山先生の診療所では定期的にグリーフケアを開催しています。

同じような経験を持つ人と話をするだけでも気持ちが楽になることがあります。

佐山先生は、丸山さん家族をグリーフケアに案内することにしました。

佐山先生がグリーフケアの会を開く目的とは

大切な人を亡くした子供たちは、自分のことを「かわいそう」「不幸」とは思っていない。

けれども、周りの大人がかわいそうな顔をしていると「自分はかわいそうな子なんだ」「楽しそうにしてはだめなんだ」と思い込むことがあります。

そうならないために、佐山先生はグリーフケアの会を開いて子供の心のケアをしています。

佐山先生も優実ちゃんと同じくらいの時にお母さんをなくしていた

佐山先生もASDの特性を持っています。

幼いころであったこともあり、お母さんが亡くなったことが理解できませんでした。

悲しいという感情すらわかないので周囲の大人を困らせました。

「死という概念を理解できなかった」

けれども、母親を失うということは子供にとって大きなことです。

「僕にできることがあれば何でも言ってください。」

と佐山先生は優実ちゃんのお父さんに伝えました。

佐山先生のお母さんが亡くなった後、おばさんに育てられた

ASDの佐山先生をどう扱っていいかわからなかった

佐山先生のお父さんは、佐山先生を育てることが出来なかったようです。

佐山先生のお父さんが再婚してできた子が「イケメンしゅうさん」ということが分かりました。

佐山先生としゅうさんは異母兄弟です。

次回

優実ちゃんがいなくなってしまった。

お父さんが気持ちを抑えられず

優実ちゃんを怒鳴ってしまった・・・。

どうなるのでしょう?!


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