リエゾン金曜ナイトドラマ【第6話感想】ディスレクシア


エゾン金曜ナイトドラマ

相関図・キャスト

山崎育三郎が主演するドラマ

「リエゾン-こどものこころ診療所-」

(テレビ朝日系)の

第6話が、放送されました。


郊外の児童精神科クリニックを舞台に、

発達障害を抱え、


さまざまな生きづらさを感じている子どもと

その家族に寄り添っていくドラマです。

自らも発達障害を抱える院長と

研修医の凸凹コンビが解決していきます。
(※以下、ネタバレあり)

リエゾンドラマ

「リエゾン」とはフランス語で

「つながり」「仲介」「橋渡し」という意味です。

ちょうど、我が家も発達障害の子育てをしています。


教育相談まではあちこちでしているものの、

それから子供の支援につなげるためには


各相談場所と連携をとっていかないと

いけないのです。


人と人をつなぐことは、

結構大変で時間がかかりそうです。


先日、幼稚園で娘のサポートについて

ミーティングを開きました。

幼稚園の先生方と娘の様子を共有し

サポートを考えるための

良い機会が持てたと思います。


発達障害児のサポートがどのように

進んでいくのか「リエゾン」をみて

勉強していきたいと思っています。

今回のお話し

  • ステップファミリー
  • イケメン秀さん
  • 気になったこと
  • まとめ

ステップファミリー

ステップファミリーを子連れの再婚と言いがちですが、少し違います。例えば、家族が離婚を経験し、子どもと母親(実母)が同居している場合に、実母が新しいパートナー(継父)と結婚すると、実母と継父の関係、継父と子どもの関係「継親子(けいしんし)」という関係ができます。一方で、父親(実父)が別居していて、子どもが定期的に会いに行く場合は、子どもから見ると複数の家庭にまたがった関係ができて、関わりのある人物が多くなります。
この例よりも、さらに人物が増えるケースもあります。このような関係の全体を「ステップファミリー」と捉えると、「子連れの再婚」では表現しきれない部分があるのです。

※「継父(けいふ・ままちち)」を「ステップファーザー」、「継母(けいぼ・ままはは)」を「ステップマザー」ともいいます

https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2021/876.html

血のつながらない息子を育てている

言語聴覚士の堀凛(ほりりん)さんの

いとこのお姉さんが

息子ゆうたくんにADHDがあるので

佐山先生の診療所へ来ました。

ゆうたくんは

「あいうえお表」をいっきに読み上げることができた

のに個別にひらがなを読んだり書いたりできません。

ゆうたくんに苦手なひらがながあることが

分かった佐山先生は

ゆうたくんは、頭が良いので音で

五十音を「音」で覚えていたと教えてくれました。

ゆうたくんは字をうまく読んだり書けない状態

であることがわかりました。

佐山先生はADHDというより

SLD(限局性学習症)という診断をしました。

SLD(限局性学習症)とは

知的障害とは異なり全般的な知能の遅れはなく

読む・書く・計算する推論するといった

特定の学習行為において支障が

認められるという特性。

文章の区切り方に違和感があってぎこちない子は

視覚認知の弱さ以外にも考えられる理由があります。

「あ」という文字を見たら「あ」という音に繋がる

音韻(おんいん)意識が弱いと文字を見ても

すぐにその音に繋がらないことがあります。

音が浮かばないと読めない、

読めないということは書けないわけです。

SLDの中でも読み書きに関するものが

「発達性読み書き障害」

特に読みが苦手なことを

「ディスレクシア」という。

見分け方

ディスレクシアとは

音韻処理という脳の機能障害であると

考えられています。

ディスレクシアの特徴

  • 読もうと思っても文字がおどって見える
  • 文字がにじんで見える
  • 文字がゆがんで見える
  • 文字がねじれて見える
  • 動いて見えたりする
  • 書き写そうとしてもどこを書いているかわからなくなる
  • 教師も親もなかなか気づきにくい

ディスレクシアのトレーニング方法

文字を学ぶことが嫌いにならないように

遊び感覚でトレーニングすることが大事。

ゆうたくんは、自宅でトレーニングを始めます。

しかし、トレーニングしていると妹のみおちゃんが

一緒に入ってきます。

ゆうたくんは、邪魔されたと思い怒ってしまいます。

こんなことばかりでした、我が家も・・・。

本当に今回のドラマは我が家を見ているよう。

学校でのゆうたくんは

ゆうたくんは、黒板の字が読みにくいようです。

我が家の息子もディスレクシアがあるみたいなので、

息子に「黒板の字読みにくい?」

と聞いてみましたけど「別に」でした。

我が家が通っている学校でも「ICT」を使えるみたいですけど、

あまり普及していません。

ゆうたくんのお母さんも早速学校に対応してもらおうと担任の先生へ強力を仰ぐが。

担任は「ほかの生徒がずるいと感じる」「いじめにつながる」

ということでタブレットの使用を認めてもらえない。

ここで出てくるはずなのが「合理的配慮」

合理的配慮とは

簡単に説明すると、合理的配慮とは、

障害者が社会の中で出会う、困りごと・障壁を取り除くための調整や変更のことです。

https://www.carefit.org/social_model/gouriteki_hairyo/#:~:text=「合理的配慮」とは,課さないものをいう。

タブレット学習が「ずるい」のかというと

今回は字が読みやすくするためにタブレット学習を

取り入れるということが「できない」

と言われてしまいました。

これは、視力が弱い人に眼鏡を使うことは

「できない」ということと同じです。

まだまだ発達障害について理解されていない

ことがたくさんあります。

私もまだまだ知らないことがたくさんあります。

共生社会実現のためのリーフレットが

内閣府で作成されていましたよ。

リーフレット「「合理的配慮」を知っていますか?」(PDF)

スマイルゼミ

スマイルゼミのタブレットが

リエゾンに出てきましたねー!

「すらら」ではないのですね。

すららがおすすめの理由

  • 自宅で出席扱い
  • 学習がストップした箇所からカリキュラムを提案
  • 学校授業に追いつくための、最短カリキュラムもご用意
  • キャラクターの先生が教えてくれるから、人と関わるのが苦手なお子さまも安心

お母さんのケア

佐山先生はお母さんとの面談で、質問しました。

「育児疲れてませんか?」

「子育てで悩んでることはありませんか?」

お母さんは

「近所の子供が帰らないでずっと家にいるような・・・」

佐山先生は、話すことで自分の気持ちに気付いたり

整理したりできることを教えてくれました。

ゆうたくんのお母さんは話し始めます。

「再婚して親になったら

愛情をもって子供に接するべき

とわかっているのに

自分が思い描いているようにうまくいかなくて、

イライラして思わず感情に任せて

怒ってしまって自己嫌悪の繰り返しです」

佐山先生はお母さんに伝えます。

「実の親でも子供を愛せないと悩む人は大勢いる」

「子供を愛せないのは自分が

ひどい親だからと思い悩んだり」

「逆に子供は自分が悪い子だから

親が愛してくれないと自分を責めたり」

「『子供を愛さない親はいない』という

耳障りのいい言葉が親子両方を

苦しめてしまうこともある」

「実の母親になろうと頑張っても

期待した反応が返ってこないとき

愛情が憎悪に変わってしまうことだってある」

「家族になったからと言って

無理して母親になろうとしなくていい」

「無理に子供を愛そうとしなくて

いいんじゃないでしょうか?」

「保護者としての役割を

一つ一つこなすことによって、

自然といろんな感情が芽生えてくるもの」

私も今回出てきたお母さんと

同じ思いでした。

ステップファミリーではないのですよ。

実の子なのに。

こんなこと言っちゃいけないんだろうと

隠していたほうがいいのだろうけど。

お腹の中に赤ちゃんがいても

母親という実感が、、わかなかった。

育てていても愛おしいと思う暇が無かった。

そんなふうに子供に向き合えなくて

子供は寂しい思いをしてしまったのでは

ないかと思うのです。

それでも保護者としての役割を一つ一つ

こなしてきました。

できることをやろう!

ゆうたくんは本が読めていた?

前の家では良く本を読んでいたみたいだけど

それは、親の喧嘩から逃れたくて

自分の居場所を探していたのです。

今回もゆうたくんが学校でいじめられてしまい

そのことで、

お母さんとお父さんは言い合ってしまいます。

それを聞いていたゆうたくんは

部屋でできない勉強をしていました。

それを見たお母さんは、

ゆうたくんを抱きしめ

「ごめんね、ごめんね」を繰り返しました。

こんな状況で辛いことを佐山先生に

お母さんは報告しました。

佐山先生は

「ゆうたくんにはあなたが必要です。」

「大丈夫です、

あなたのゆうたくんへの思いは十分芽生えています。」

「その気持ちをゆっくり大切に

育ててあげてください。」

「ゆうたくんのこれからのびる才能や好きなこと

おかあさん、守ってあげてください。」

この言葉を受けてお母さんは「決意」

お父さんも本気で向き合う!

こうなってほしいから青年漫画誌

「モーニング」

に掲載されているんだろうな。

お母さんは「SLDについて理解のない先生や保護者がいたら私が説明しますから」というと

先生は「私のほうも配慮が足りなかったです、もう一度学校側で検討させていただきます。」

ゆうたくんは自分がバカだから自分の周りから大事な人がいなくなってしまうと感じていたのですね。

凸凹に寄り添う学校が増えてますよ、きっと!

イケメン秀さん

遠野先生は面食い?

イケメン秀さんは、なんと佐山先生の弟?!

「お父さんからです」

と封筒を佐山先生に渡しに来ました。

「佐山記念総合病院」と書かれた封筒

佐山先生は封筒をゴミ箱へ、ポイ

次回は、いよいよ最終章。

気になったこと

ステップファミリー

ステップファミリーというと

土屋アンナさん、広末涼子さん、山口もえさんが

思い浮かびます。

家族の仲が良さそうですよね。

すごいなって思ってしまいます。

きっと苦労することもたくさんあったはず

それを乗り越えての今があるのだろうな。

保護者会や意見交換会など保護者の繋がりも見つかる【SOZOWスクール】

イケメン秀さん

劇団EXILEのメンバー塩野瑛久さんです。

劇団EXILEのメンバーである塩野は、2011年に「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞・AOKI賞をW受賞すると、以降、立風館ソウジ/キョウリュウグリーン役を務めた『獣電戦隊キョウリュウジャー』(13-14年)や『ブラザー・トラップ』(23年)、『来世ではちゃんとします』(20、21、23年)などのドラマ、『HiGH&LOW THE WORST』シリーズ(19、22年)などの映画に出演。

https://news.mynavi.jp/article/20230224-2600174/

塩野瑛久さんは最終回にも登場!

まとめ

焦らずに

一段一段登っていくうちに

いつの間にか

心のきずなが結ばれた

家族になっているのでは

ないでしょうか?

児童精神科では、訴えを持ってくるのが子ども本人ではなく保護者であることも多く、ともすると本人を置き去りにして話が進んでしまうことがあります。

https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/column/0008/

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